法事 葬儀の相談・申込み
お寺は敷居が高くて聞きにくい、、、そんなイメージを取り払う決意で王子布教所は活動しています。インターネットには情報があふれていますが、ご自身の状況に合った情報に辿り着けない方は多いようです。余計な心配をされるケースが多いのです。また葬儀社さんなどの業社さんが間に入ることにより、宗教儀礼・儀式が金額ランク分けされてしまった側面も否定できません。
王子布教所では、ご往生された大切な方を偲ぶ大切な時間を必要と感じて頂けるよう、そして身近にしていきたいと願っています。そこで寺院側からの宗教儀礼の情報、また浄土真宗の疑問や質問に無料で直接お応えしたいと考えています。もちろん葬儀や年回法要も、伝統の形を基本にお申込み者の状況に合わせ執り行ってます。なんでもお気軽にご相談ください。
葬儀・法事など
-浄土に生まれ往く真実のみ教え-、それが「浄土真宗」です。お念仏のみ教えを頂く者、死してお終いではないというお釈迦さまのお示しが、浄土真宗という宗名に現われています。かけがえない方のいのちがけのお導きの中から気づかせて頂きましょう。北区を中心に都内や近隣県であれば出向して執行してます。喪主様のサポートや情報提供もしてます。お布施金額を心配をされることも多いですが、参考金額を記します。その他、何でも気兼ねなくご相談ください。
【骨葬】
コロナ禍やご事情により葬儀が勤められなかった方、火葬時にはできなかった葬儀を執行しております。特別な事情が無い限り、法名も交付しております。【平日午後の執行】
王子布教所での法事
【年回法要等法事】
王子布教所では、15名程度迄の参列者での法要を行えます。併せてご相談ください。また布教所の礼拝室をお使い頂き、いつものお寺様と一緒に来所して法要をお勤め頂く貸室も行ってます。ご相談ください。※2時間程度 ご懇志2万円
法名と戒名
【浄土真宗では法名です】
戒名とは、厳しい仏道修行や戒律を行ずる者としての名前。しかし浄土真宗は、阿弥陀様のお救いの中で在家生活にいそしみます。阿弥陀様のおはたらきの中にある安心を、お釋迦さまがお説きくださった教えからいただく私たちは、お釋迦さまの「釋」の字を冠した法名を頂きます。
お釋迦さまを師匠と仰ぐ者、教えに従う者という意味で、仏弟子としてのお名前です。
【生前法名をお勧めします】
法名は仏弟子としての名告り。死んでからだけの名前ではありません。王子布教所では、築地本願寺や京都・西本願寺で帰敬式(ききょうしき)を受式して生前に法名をいただくことをお勧めしています。帰敬式の受式冥加金は1万5千円(築地)、1万円(本山)です。→(帰敬式について)
【お亡くなりになられた方の法名交付】
故人の法名の相談や交付も致します。故人様の人柄から仏語と照らし合せ、葬儀や法事に際し交付します。次の①~④もぜひご参照ください。→①法名の意義、
②法名の決め方、法名料、③帰敬式、④院号。不明な点は電話またはE-Mailでご連絡ください。
お布施について
*お布施の参考金額
「布施」は、仏教徒の実践徳目、いわゆる修行です。
インド語dāna(ダーナ)は、執着する心を捨て去(離)り広く施すことで、中国で「喜捨」「布施」と訳されました。元来は煩悩を抑える「喜捨」が中心です。大切な方の仏縁に際し、利己的生活を送る日常を省み、この時だけでもと「喜捨」を実践しました。修行ですから「頑張った」と感じるくらい行うもの。感じ方は人それぞれですから料金のように決めれません。しかし寺院が明示しないことで、かえって弊害も起こってます。
「お布施の金額でお経や内容はかわりません」
王子布教所では、お布施は料金でないこと。実際に額がさまざまなこと。金額の多少で法要儀式の内容が変えないことを伝えるため、実際お供えされたお布施の範囲を試験的に記します【件数が多い範囲と、( )内は件数は少なくとも実際にあった範囲】。
王子布教所では、お布施は、ご事情の中で精一杯お供えくださった尊いお布施としてお受けします。金額の多少より、故人のいのちがけのお導きにより遺された方々が仏縁を結ばれることが大事です。情報提供のみの問い合わせも行っています。ご法事や葬儀が出来ないとあきらめる前にまずご相談ください。
◆王子布教所にお供えされたお布施
*期間 2017.12~2020.12
( )
◇葬儀(通夜含)
・10万~30万
(7万~60万)
◇葬儀(一日葬)
・5万~20万
(3万~30万)
◇炉前葬
・3万~10万
(1万~18万)
◇骨葬(布教所にて)
・1万~4万
( 1万~7 万)
*骨葬の執行日は平日午後のみ
◇布教所での法要
・3万~5万
(3千~15万)
*布教所での四十九日、年回法要など
◇布教所外での法要
・3万~8万
(5千~12万)
*自宅や墓前での四十九日、年回法要など
上記お布施額は、王子布教所に直接依頼されお供えされたものです。葬儀社さんや僧侶派遣サービス会社経由の場合、業者さん提示の体系での対応となります。他寺院さまに関わる内容でもありません。情報提供のみの対応もしておりますのでお気軽にお問い合わせください。
◆
王子布教所では、お布施の意義にできるだけ立ち返り金額の決まりを作っていません。しかし、住職と門信徒代表で目安なる金額を設定されている寺院もあります。直接確認されるのが良いと思います。失礼ではありません。(他寺院の問合わせがありましたので記します)
◆
◇法要の内容
・件数が多い範囲
実際にお供えが
あった全範囲
◆
浄土真宗の儀式は、お釋迦さまのみ教えの上に成り立ちます。ですから王子布教所が執り行う儀式はお釋迦様の弟子を示す「釋」の字を冠した法名で執り行います(俗名も併せて読み上げ)。既に亡くなられた方で、法名の無い方には法名をおつけします。ご相談ください。
【王子布教所では、いわゆる法名料をお願いすることはありません】【故人様の人柄や、遺族の故人様への思いをくみ、法名を決めます。法名希望の場合はぜひ事前にお申し出ください】
◆
王子布教所の法要儀式では、必ず読経と法話を行います。お布施の金額で内容を変更することはありません。ただし時間的制約、物理的な要因がある場合は、臨機応変に対応します。
◆
お布施とは別に、お車料やお膳料をお包みくださる場合もありますが、有る無しも施主様にお任せしております。お包みくださると運営上は助かりますが、請求することはありません。
◆◆お手次のお寺様がある場合◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
所属のお寺様があられる場合、葬儀をはじめとする法要を王子布教所では行えません。お寺様の承諾か依頼が必要です。故人様の法名や院号はお寺様から交付・お手続き頂くことになります。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◇法名の意義。 仏弟子としての名告(なのり)が法名です。
阿弥陀如来のお救いによりお浄土へ生れ往くというお釋迦さまの教えを、信じ聞き受ける仏弟子としてのお名前です。お釋迦さまの「釋」を法名の一文字目とし、お経や聖典の言葉、故人の人柄や遺族の思いを込めた漢字二字と併せ、釋◯◯という漢字三文字で法名とします。(参考)。お釋迦さまの教えに基づき浄土真宗の儀式は行われるのですから、儀式は法名で執り行いたいですね。
◇法名を頂く儀式=帰敬式(ききょうしき)について
浄土真宗の方は、ぜひ生前に帰敬式をお受けしましょう。本山本願寺や築地本願寺などで、御門主様またはそのお手代わりの方の司式で行われる式です。故人の場合は、葬儀等に際し各寺住職が執り行います。現代では法名交付のみの場合もあります。王子布教所では、5分程度ですが大切な式ですので省略することなく通夜や葬儀、法事などで執り行って法名を交付しております。
浄土真宗の法名への疑問や質問に、責任を持ってお答えします。お気軽にお問い合わせください。
◇院号は、生前の功績に対してつけられる◯◯院と記されるお名前です。
院(=寺院)を建てるほど宗門に功績があった方を讃えるお名前として本願寺(=本山・京都西本願寺)から交付されます。現代では、実際にお寺を建てなくとも本山に懇志20万円以上を納めることで本願寺から交付されます。王子布教所から手続きを希望される場合は、布教所へ5万円以上の懇志をお願いしておりますので、計25万円以上の納付が必要です。院号ご希望の方には別途説明いたします。*上記参考額には院号に関わる懇志は一切含まれておりません。
ご自宅でのご法事を利用して執り行うことができますす。いつもお世話になっている寺院のご住職とともに布教所で法要を執り行うことができます。下記に概要を記します。詳細はお電話またはE-Mailでお問い合わせください。
◇
土日祝日の午前
ご懇志2万円
◇
それ以外
ご懇志1万円
*
待ち合せ時間を含め、2時間程度の時間を確保致します。
*
お茶は、ペットボトルにてお出し致します。
*
浄土真宗での法要儀式を執り行うための用具・設備は整っております。
*
駐車場はありません。車で来所の場合は付近のコインパーキングを利用ください。
*
収容人数6名(最大8名まで)。16名が座れる部屋ですが、コロナ禍で人数制限をしております。
*
ご検討頂く際は、ぜひ下見でご来所ください。時折、不在の時があります。念のため、お電話で確認下さると確実です。
仏事あれこれ
小百科
浄土本願寺派の安芸教区(広島県西部550ヵ寺で組織)が、2000年6月に発刊した冊子です。私(住職)が安芸教区教務所・本願寺広島別院勤務をはじめた頃、安芸教区の勤式・広報担当の住職方と一緒に取り組んだ仕事でした。1年程で10万部近くを発刊。さまざまな仏事の概要が記されていますので、ぜひご利用ください。さらに不明な点、個別その他の事は、王子布教所まで直接お問い合わせください。
浄土真宗では、僧侶だけではなく、みんなで一緒にお経をおつとめしてきた伝統があります。慣れない方もご一緒できるよう王子布教所では読経動画を制作しました。ご一緒におつとめしましょう!! *大通り沿いにある布教所で録音しました為、時折、車や街角の音を拾っておりますが、ご容赦ください